放課後等デイサービス②
放課後等デイサービスの対象は、心身の変化の大きい小学校や特別支援学校の小学部から高等学校等までの子どもです。この時期の子どもの発達過程や特性、適応行動の状況を理解した上で、コミュニケーション面で特に配慮が必要な課題等も理解し、一人ひとりの状態に即した放課後等デイサービス計画(=個別支援計画)に沿って発達支援を行います。
放課後等デイサービスでは、子どもの発達過程や障害種別、障害特性を理解している者による発達支援を通じて、子どもが他者との信頼関係の形成を経験できることが必要であり、この経験を起点として、友達とともに過ごすことの 心地よさや楽しさを味わうことで、人と関わることへの関心が育ち、コミュニ ケーションをとることの楽しさを感じることができるようになることを目標に支援をしています。また、友達と関わることにより、葛藤を調整する力や、主張する力、折り合いをつける力が育つことを期待しています。基本活動には、子どもの自己選択や自己決定を促し、それを支援するプロセスを組み込むように療育プログラムは作成されています。
また、日常的な子どもとの関わりを通じて、保護者との信頼関係を構築し、 保護者が子どもの発達に関して気兼ねなく相談できる場になるような雰囲気づくりをしています。 放課後等デイサービスは、子どもに必要な支援を行う上で、学校との役割分担を明確にし、学校で作成される個別の教育支援計画等と放課後等デイサービス計画を連携させる等により、学校と連携を積極的に図っています。 また、不登校の子どもについては、学校や教育支援センター、適応指導教室等 の関係機関・団体や保護者と連携しつつ、本人の気持ちに寄り添って支援しています。
以上のような基本姿勢を踏まえて、下記の活動を組み合わせて療育をしていきます。
①自立支援と日常生活の充実のための活動
子どもの発達に応じて必要となる基本的日常生活動作や自立生活を支援するための活動を行います。子どもが意欲的に関われるような遊びを通して、成功体験の積み増しを促し、自己肯定感を育めるようにします。将来の自立や地域生活を見据えた活動を行う場合には、子どもが通う学校で行われている教育活動を踏まえ、方針や役割分担等を共有できるように学校との連携を図ります。
②創作活動
創作活動では、表現する喜びを体験できるようにします。日頃からできるだけ自然に触れる機会を設けて、季節の変化に興味を持てるようにする等、 豊かな感性を培っていきます。
アイル行政書士事務所では放課後等デイサービスの指定申請をサポートしております。
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